はるそら広場本人エピソード

みなさんこんにちは(^^)
今月はアルツハイマーデーもあり、
各地で様々なイベントや、
啓発活動が行われていますね。

認知症への正しい理解や、
偏見がなくなることを切に願います。

さて、
はるそら広場
ご本人のグループでのエピソードです。
はるそら広場では
ひとりひとり、
それぞれの役割があったり、
ゲームでの交流や
お話をみんなで行ったりしています。

今回は会場近くの
介護施設の職員さんも参加されました。

ご本人さんの中のおひとりは
介護施設の職員さんと話したり
珈琲を入れてくださったり
換気等全体の動きをしてくださいました。

また、ほかのご本人さんは
介護施設の職員さんとオセロをされていました。

初めてお会いする同士ということもあり
緊張もあってか
静かなオセロ対決となりました。

また、
他のご本人さんは
「はるそらの集まりに来たら色々な話が出来るから嬉しい」
と言われていました。
いつも、
場を和ませるギャグを交えて話してくださっています。

地域の1人暮らしの男性も参加してくださり
一緒にワイワイと話をしました。

『これから何がしたいですか』

という話の中では
「バスケがしたい。」
「簡単な山登りもしたい」
と言われる方もあれば、

「僕はやりたい事も何もない」
と言われる方も。

その話を聞いて、
もう1人の方が

「自分もやりたい事はないよ。
今まで
いろんな事を諦めてきたから。
やりたい事は何?
って聞かれても思いつかない」

と言われると、
他のおふたりも
静かに頷いておられました。

その中でも、
日々のささやかなことで
楽しいと思えること
会いたい仲間と会えて話せること。
大切にしていきたいと思います。

一般社団法人はるそら

一般社団法人はるそらは、 岡山で認知症、若年性認知症のご本人やご家族、専門職その他いろんな人が集い語り合い、一歩を踏み出すための作戦会議ができる、 気軽な場所です。 若年性認知症の介護家族として居場所作りや診断後の空白期間を無くすため、 制度を上手に使えるように相談のできる場所がなかったので立ち上げました。 岡山で認知症、若年性認知症の本人同士も、 家族も繋がれて一歩を踏み出せる仲間がいます。

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