第五回「居場所を失った人への緊急活動応援助成」事業完了報告



一般社団法人はるそらは、
社会福祉法人 中央共同募金会様の
「新型コロナ感染下の福祉活動応援全国キャンペーン」
第5回 「居場所を失った人への緊急活動応援助成」のご支援の下、
下記の事業を行いました。

◯支援実績 ◯
コロナ禍の中で行き場所を失った若年期認知症の本人、家族への支援体制の継続。

 1.「はるそらサロン」週2回
 10時~16時 
サロン参加の送迎はないので、本人・ボランティアが各自の交通機関を利用し、自由に会話やゲーム等 をして一緒に過ごす。 自分で選んで行ける場所があることで、失敗する不安からの自信をとりもどし、成功体験を重ねてもら いながら閉じこもりを防ぎ、 一人 ではないと安心することで、人と人の関係性を積み重ねられる居場所作りを行うことができました。

2.「はるそら広場」月2回 
(内1回会場利用 内1回は就実大学の構内) 

本人、家族、大学生、行政職や介護事業者などの専門職、ボランティア(パートナー)が一緒に過ごし これからの事を考える作戦会議ができる場。 本人同志、家族同士お互いに時間を共有した情報交換できるピアサポートの場にもなりました。

 3.「はるそらゼミナール」年3回 

本人・家族・専門職・一般市民が認知症についての知識や情報を理解を深める場 
”オムツケアについて”
”若年性認知症の方の居場所づくり
(病気になってもこれからも住みたい街が ある)
全2回” 

4.「お出かけイベント」年3回 

本人、家族だけでは難しい外出、リクリエーション等に、ボランティア(パートナー)も同行し交流する場 

1回目:倉敷美観地区散策、
2回目:真備町のぶどうの家BRANCH訪問、
3回目:鞆の浦のゲストハウスと施設見学会
5.Zoomを利用してのオンライン交流
(はるそら広場・ゼミナールでのハイブリット開催) 

6.はるそら活動を周知理解してもらう「はるそら成果報告書」の作成 を行いました。

活動日数、延べ124日
支援人数、延べ247人

一般社団法人はるそらでは、
今後とも若年性認知症の本人、家族への支援の継続と多職種連携、地域への理解促進を目指し、日々尽力してまいります。
引き続き、温かい応援をお願いいたします。 

一般社団法人はるそら

一般社団法人はるそらは、 岡山で認知症、若年性認知症のご本人やご家族、専門職その他いろんな人が集い語り合い、一歩を踏み出すための作戦会議ができる、 気軽な場所です。 若年性認知症の介護家族として居場所作りや診断後の空白期間を無くすため、 制度を上手に使えるように相談のできる場所がなかったので立ち上げました。 岡山で認知症、若年性認知症の本人同士も、 家族も繋がれて一歩を踏み出せる仲間がいます。

0コメント

  • 1000 / 1000