心境の変化

みなさんこんにちは。
ますます
寒い日が続いていますね。
先日まで半袖だったのに、
季節の移り変わりは早いものですね。

先日、
Aさんが、
はるそらの事務所を訪ねてこられました。

Aさんは、
認知症と診断された当初から
外に出ることや
つながりを持つことに
とても不安感を持っておられました。

はるそらに来られ始めて約1年。

本人ミーティングや、
お出かけイベントに参加されるようになり
とても表情が明るく
たくさん話をされるようになりました。

そして、
事務所に来られた時に言われました。


「僕は、認知症になっても
困る事は何も無くて、
自分は困って居ないし
変わらないと思っていたけど…
実は見えない所で、
妻が全部してくれて居たから
困る事が無かったと気付いたんです。
妻には感謝しかない」

「最初は、
ここ(はるそら)に来た時も嫌だった。
だって、
アルツハイマーの病人だと思われるんじゃないかって、
とても嫌だった。
でも今は楽しいし、
皆んなと一緒に何か出来るのは嬉しい」

Aさんの気持ちの変化を聞けて
嬉しかったです。

認知症と診断され、
苦悩を抱えて過ごされている方の
一助になっていることを
感じることのできた
大切なお話でした。

一般社団法人はるそら

一般社団法人はるそらは、 岡山で認知症、若年性認知症のご本人やご家族、専門職その他いろんな人が集い語り合い、一歩を踏み出すための作戦会議ができる、 気軽な場所です。 若年性認知症の介護家族として居場所作りや診断後の空白期間を無くすため、 制度を上手に使えるように相談のできる場所がなかったので立ち上げました。 岡山で認知症、若年性認知症の本人同士も、 家族も繋がれて一歩を踏み出せる仲間がいます。

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