想いを伝える

先日、岡山県津山市の
美作大学で開催された
「認知症になっても
安心して暮らせるつやまを考える
丹野智文さんと語ろうありのままの暮らし」
に参加しました。

はるそらのメンバーさんも、
「おれんじドアを開けてみよう」
というタイトルの
シンポジウムに登壇されました。


(おれんじドアとは、仙台市在住の
丹野智文さんが始められた、
認知症当事者の相談窓口です。)

シンポジウムの中でおひとりおひとり
伝えたいことを話してくださいました。

『自分ではできると思っているのに、
できてないと言われることが辛い』

それを聞いた登壇者の方も
大きくうなずいておられました。

他にも
『急にできなくなったことが悔しい』

『死にたいと思うほど辛かったこともあった』

『認知症という言葉はイメージが悪くて嫌い』

丹野さんも言われていましたが、

『何に困っているのかを聞く前に
何がやりたいんですかと聞いてほしい』

登壇が終わったメンバーさんの感想は、

『もっと上手に喋れたら良かった〜』

『楽しくしゃべることができた』

と言われていました。

皆さん、自然と自分の思いを
伝えることができたようでした。

同じ思いの人と繋がることの大切さが
再確認できたシンポジウムでした。


講演会後、
専攻科の学生さんと
7月の出張本人ミーティング振りに
再会し、
記念撮影することができました^ ^


一般社団法人はるそら

一般社団法人はるそらは、 岡山で認知症、若年性認知症のご本人やご家族、専門職その他いろんな人が集い語り合い、一歩を踏み出すための作戦会議ができる、 気軽な場所です。 若年性認知症の介護家族として居場所作りや診断後の空白期間を無くすため、 制度を上手に使えるように相談のできる場所がなかったので立ち上げました。 岡山で認知症、若年性認知症の本人同士も、 家族も繋がれて一歩を踏み出せる仲間がいます。

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